菅総理外国人献金 関連質疑バックナンバー 6月3日参院予算委員会 西田昌司氏 3 |
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6月3日 参議院予算委員会 西田昌司氏の質問 3
前原・野田・蓮舫各氏の黒い人脈
動画:http://www.youtube.com/watch?v=VD0MHZpA2cE
質問 西田昌司氏(自民党)
答弁 野田佳彦財務大臣
蓮舫内閣府特命担当大臣
菅直人総理大臣
西田 この問題も引き続きまた質問していきますから、覚悟しておいてください。
それで、要するに、外国人から献金もらったり外国人に参政権を付与したり、初めからこの民主党には日本人の主権を守るという意識も、問題意識何もないんですよ。そういう方が今、国会に総理大臣でやっているということを国民の皆さん方には知っておいていただきたい。
そして、次の問題に移ります。
次、資料四を見てください。(資料提示)
これは、三月四日に、野田大臣、蓮舫大臣、見覚えがあると思いますけれども、民主党も含めて、いわゆるメディアトゥウェンティワンという会社の実質オーナーであるSさん、その方々のグループから献金を受けてきたという話なんですね。このようにたくさんあります。たくさんあるんですが、私はこの問題なぜ言うのかというと、実は次のページの資料五を見てください。こういう事実関係があるからなんです。
これは平成18年12月11日、都内で発生した殺人未遂事件です。その問題の、裁判の公判資料を私は国政調査のための準備のための資料として、自民党として正式に大島副総裁名で裁判所に資料要求しました。その中で出てきた裁判資料からこの資料を作ったんです。
その判決文等によりますと、要するに、ここに書いてありますように、S会長、これは先ほど言っていますような、皆さん方に献金をされてきた方なんです。 その方の部下の方、秘書をされているB氏が、S会長の以前からの、この公判の中では腐れ縁の方だと本人がおっしゃっていますが、Aさん、この方は元々S会長の身の回りの世話をされていた方なんです。その方が服役されてきた後からもう一度社会復帰されたらしいです。その方をS会長が面倒見ておられたと。ところが、実際には自分の会社にはもうBさんという秘書がいる。その中で、どちらがS会長の面倒を見るんだ、どちらが側近なんだと、いわゆる男のある種の三角関係なんですね。その嫉妬から、(発言する者あり)いや、冗談じゃないんです、そういうことが公判に書いてあるんです。
その中で、調書によりますと、S会長の家でこのAさんは飲酒をしていたんですね。でも、余り酔ったものだから、S会長にもう帰れと言われたと。そう言われたんですけれども、そんなにつれない対応をされるのは、このBさんという方が自分のことを悪く言っているからだとAさんは思ったんですね。こいつは生かしておけないとそのままピストルを持って二発発射し、一発が命中したと。そして、その場所というのは、都内のS氏が経営する会社の社員寮として賃借しているマンションでそういう発砲事件があった。その結果、46日間の加療、まさに殺人未遂事件というとんでもない事件なんです。
そして、この中で、Sさんとの関係、Aさん、この関係を問われると、腐れ縁の仲であると、S会長と加害者のAさんは腐れ縁であると、昔から自分の雑用係 をしていたんだと。ところが、この方が余りにも言葉遣いや服装もいわゆる暴力団丸出しという感じであるということを被害者のBさんが言われていました。だから会長から排除したかったんだと、そういうこともおっしゃっていました。そして、S会長によれば、このAさんとは十年来の知り合いで家族ぐるみで付き合いがあるんです、社員として使っているわけでもなく、ただ個人的に面倒を見てやって、部屋を貸していてやっただけです、多少の小遣い、月4、50万円ぐらいを渡してやることはありましたと。
こういう話を聞きまして、この話を聞いて裁判長はこう尋ねたんですよ。S会長、Aさん、この関係が、裁判長がこう言ったんですね、お互いの接し方はまるでやくざの上下関係のように見えますが、Sさんが暴力団にいたことはないですかという問いにAさんは、はいと答えている。そこでもう一度、本当になかったんですかと裁判長が聞いたら、ないと思います、そう思いますというニュアンスのある答弁もされているんです。
そして、このSさんが会長で、Wさんという人が今社長をされているんですが、皆さん方も御存じだと思いますが、そのWさんがその裁判の中で、被害者に50万円の見舞金を渡すだけじゃなくて、Aさんのことを、出所してきたら面倒を見てやるから減刑してやってくださいという嘆願をしておられるんです。
以上が皆さん方が献金をしていただいてきた方の実は事実関係、こういう事件があったということなんですね。
さあ、そこでですよ、こうなってくると、私は、皆さん方、野田大臣、蓮舫大臣、これはとんでもない方とお付き合いをされていたんじゃないですか。どのように感じますか。
野田 三月四日に委員から御指摘いただいたときも申し上げましたとおり、複数名、多分20人ぐらいいるような会合の中でお会いしたというふうに承知をしています。
それを踏まえて、ちょうど政治活動20周年のパーティーをするのでパーティー券の購入のお願いをさせていただきましたけれども、当初、御指摘いただいた その方の関連が、いわゆる脱税で起訴されたことがあるということも知りませんでした。今御指摘のようなことは更に知りませんでした。
蓮舫 今委員から御説明をいただいた公判の内容も初めて聞きました。そして、今委員が御指摘をいただいたS会長、複数名ある会合でお会いをしたことはございます けれども、その方から私は直接献金はいただいたことはございませんが、前回の委員会で西田委員から御指摘をいただいて、その後、私の方で御指摘をいただい た企業から企業献金をいただいていた部分、企業とその過去の脱税事件との関係も弁護士の方で調査をしていただいて、その事実がございましたので、道義的観 点からそのお金は返させていただきました。
西田 お二人とも知らなかった、返したと、それで無罪であるという言い方ですか。そんなことで済むんですか。あなた方がお付き合いをしていた方というのは、我々一般人がなかなかお付き合いすべき方じゃないでしょう。少なくとも、国政の重責にあずかっている皆さん方がお付き合いする方ではない。
まさに、国民の信を、信頼を失っているんですよ。そのことに対する責任は返金で済むんですか。どうなんですか、お二人。
野田 マンツーマンで親しくお付き合いをしているのならばそういう御指摘は当たると思いますが、たくさんな方がいらっしゃる中の懇親会の中で名刺交換をした中でこういう形で、パーティー券の御購入をいただいたというところでございまして、それはその方がどんな過去があったとか、これは、(発言する者あり)御指摘のとおり脇が甘いと、あるいは社会通念上の問題があるから返金をさせていただいたということでございます。
蓮舫 一部週刊誌で報道され、そしてその後、西田委員からも質問の依頼をいただき、自分の中でも調査をして、そして不適切な部分というのは、まず献金を返させていただく、そして道義的責任、皆様方に大変御迷惑をお掛けをしたことは心からおわびを申し上げたいと思います。
西田 あきれます。あきれますよ。まあ、菅総理自体がこういう方ですから、それに任命されている方は責任感ないのかと思いますが、あきれてしまいます。
菅総理、これはお二人だけの問題じゃないですよ。当時はどうか知らないけれども、要するに、民主党がこれパーティー券でお金をたくさんもらっているんですよ。民主党、調査されたんでしょう。後、どうされたんですか。
菅 3月4日の予算委員会でしたか、S氏が民主党に献金をしていたという御指摘の中で調査をするということを申し上げました。
党の方で確認をしたところ、寄附は受けていないけれどもパーティー券については購入の事実が確認され、その金額が390万円ということであります。そして、3月の9日に返金をしたということであります。
西田 すごい金額です。私が調べたのは実はこれ310万しかないんで、あともう少し多いんですね。
ですから、委員長、この内容を委員会に提出していただきたいと思います。
前田委員長 理事会において協議いたします。
西田 それで、また元に戻るんですが、菅総理、前原大臣がこのS会長を皆さん方に紹介したんです。先ほど私は、菅総理、前原さんはなぜ辞めたんですかと聞いたん です。事実関係聞いたんですかと聞いたんですよ。この関係もその当時指摘しているんですよ、私は。あなたは調べてなかったんですか。
菅 いろいろな週刊誌等で多少の報道があったということは聞いておりますけれども、私自身が直接この経緯を知っておりませんので、直接話を聞くということはいたしておりません。もしやるとしても、党の方でお願いをいたしています。
西田 指示もしていないんですか、指示。答えてください。
菅 結果として、その後、どの時点であったかはあれですが、御本人が先ほどのような経緯で辞任をされましたので、結果として指示をするというところまでは至りませんでした。
西田 もう一度党として、この問題を前原大臣から事情聴取して国会で報告すると、そのことを約束してくださいよ。
菅 この問題と言われましても、党の責任でこの方からの献金あるいはパーティー券については調査をして、今申し上げました。この問題と抽象的に言われても、今裁判のいろんな手続とかをいろいろ言われましたけれども、そういったことについて私が何か調査をするとかということは、私はそれは少し不適切だと思っております。