蓮舫大臣・手塚よしお総理補佐官の不適切な人脈 11月15日 参議院予算委員会 西田昌司氏(自民)1 |
動画:http://www.youtube.com/watch?v=BWwjBhxgpg0
質問 西田昌司氏(自民党)
答弁 蓮舫行政刷新担当大臣
野田佳彦内閣総理大臣
山岡賢次拉致問題担当大臣
委員長 次に、西田昌司君。時間どうや? 30分? もっとやなあ。45分ぐらいなあ。
西田 はい、委員長。
委員長 西田君。
西田 はい。(拍手)えー、それじゃ早速質問します。蓮舫大臣にお伺いします。あの、質問通告しましたが、蓮舫大臣のですね、不適切な交際についてですね、その疑惑があるということがですね、ここ数週間色んな週刊誌に出てますね。このことについて簡潔に御説明いただきたい。事実なのかどうか。
蓮舫 あの、一部週刊誌で報道されている方は、実際に私も面識がございます。ただあの、それ以上のことは、特段私は把握はしておりません。
西田 まあ、N氏としときましょう。N氏のことですね、蓮舫大臣。そうですね。で、面識はあるとおっしゃってるんですが、ここに書いてあるところを見ますとね、えー、9月21日、ちょうどあの台風15号が来ました。首都圏を襲ってですね、ま、帰宅待機者まで出たあの時に、蓮舫大臣は麻布十番のお店で一緒にですね、何か祝杯を上げていたという報道がありますが、事実じゃないですか? (会場「何の祝杯?)
蓮舫 ご指摘の日に、あの、同僚委員と関係…あの会社の関係者と会食はしました。別に祝杯ではございません。
西田 この人と一緒に行ってないのかと聞いてるんですよ。
蓮舫 同席しておりました。
西田 同席してたんでしょう? ですから「面識はあるけれどもそれ以上の関係じゃない」じゃなくて、その人と一緒に飲食をしてたんですね。
蓮舫 はい、あ、その通りです。
西田 と、もうひとつ聞きますがね、えーと、蓮舫大臣、あの、2010年の8月ですね。その方と一緒にねぶたに行かれましたですか? 大湊に。
蓮舫 あ、はい、その通りです。
西田 はい、ええっとですね、その時はそれで秘書の…どういうグループと行かれたんですか? 具体的におっしゃって下さい。その方とNさんと、どういう形の方が行かれたんですか? (会場「質問したことに答えられなきゃしょうがないじゃないか」)
蓮舫 ええっと、同僚議員もおりましたし、あのう、その会社の関係の方と、その方と交友関係のある方団体で参加しました。
西田 その時に、もちろんこれ大臣になっておられましたけど、SPの方も一緒に行かれたんですね?
蓮舫 はい。
西田 ええと、その同僚議員、この方はじゃあ誰に紹介されたんですか、大体そもそも。どなたに紹介されて、そういう親しいお付き合いされてるんですか?
蓮舫 同じ党の衆議院議員です。
西田 (着席のまま)だからどなたと聞いてるんですよ。
委員長 はい、西田君。
西田 どなたということを具体的に教えてください。
蓮舫 あの、ごめんなさい、質問の趣旨をもうちょっと教えていただけますでしょうか? (会場ざわつく)手塚仁雄衆議院議員です。
西田 手塚仁雄、今総理補佐官ですね。で、なぜ私はこのことを言ってるかと言いますと、今、蓮舫大臣は、手塚仁雄、今補佐官ですが衆議院議員に御紹介になって、Nさんという方と、ね、この台風の夜も一緒に飲食をし、本当でしたらですよ、この大臣の担当は、その、いわゆるですね、その防災担当でなかったかもしれないけれども、都民がですよ、みな一番ですね、困っ…家に帰るのも困っているような時に、まあこの祝杯、飲食してるのはどうかなと思うんですが、私が問題にしてる理由はね、このNさんという方が、実は2005年にですよ、脱税で逮捕された。しかも脱税の捜査中にですね、そのガサ入れですね、いわゆる、入ったら、愛人宅で、シャブを打っていたと、その(会場「えぇ?!」)覚醒剤の現行犯で逮捕された人物なんですよ。(会場「えぇ?!」)そのことを蓮舫大臣御存知ですね。(会場「おいおいおい」)
蓮舫 あの、その事実自体私は存じませんでした。ただあの、週刊誌の取材をいただいて、それで確認をしてその事実を知りました。
西田 また事実を知りましたと言いましたけど、いつ知ったんですか? いつ知ったんですか、じゃあ。
蓮舫 あの、今年週刊誌の取材が来た時です。
西田 で、その報道を聞かれまして、事実を確認されて、どうお思いになりました? 適切は良かったと…あの、そういう方とお付き合いをしていたの良かったとお思いですか? どうなんですか?
蓮舫 いや、あのう、過去に逮捕歴があったということですから、で、また内容が内容ですから、知らなかったことは私の不注意だし、それを反省をしましたし、それ以降お付き合いは控えています。
西田 蓮舫大臣ねえ、お付き合い控え…お付き合い控えてるとおっしゃってるんですけれども、あの、私はですね、この、これと違う事件、いわゆるメディア21事件ですね…グループですね、そこの関連する方から、あなた、たくさんのですね、えー、名刺交換しただけで、何百万円とパーティ券を購入された。その方が何をしていたかというと、脱税と覚醒剤ですよ。(会場「ほおー。」)同じなんですよ。あなたその話を聞いて、「え?」とびっくりして、返金しました。ね。「もうお付き合いしません」言いましたけれども、この方とはなぜお付き合いしてるんです?
蓮舫 すみません、あの、前段の部分はあのう、確かに不適切だと思いましたので、もう全て返がく…ヘンカク…返還をしております。で、今回のことも申し訳ございません。本当しりなかった…知らなかったというのは、私の、あのう、反省するべきところだと思っています。
西田 あのねえ、そういうことあり得ないんですね。この方は、ね、ものすごく大きな商売をされておられました。風雲児でした。知らない人は知らないし、そのね、あなたの選挙の直前に、直後にですよ、この方はそして逮捕されてるんですよ。ね。そのことを知らないと言うこと自体あり得ないですが、私申し上げたいのは、なぜ、蓮舫さん、蓮舫大臣、あなたの周りにはそういう方がたくさん出てこられるんですか? (会場笑)
(会場「類は友を呼ぶ」)
蓮舫 あのう、すいません。虚心坦懐に反省するものは反省をしますが、たくさんという複数というのはちょっと分かりかねます。
西田 まあ、普通ね、委員長、普通なかなかですよ、こういうような犯罪、覚醒剤と脱税で、ね、捕まった方と複数回にわたってですよ、付き合い、そしてその方と、ま、今もですよ、今のこの台風の夜も一緒に食事をしている。あり得ますか? (会場「適材適所か?」)普通の人にはない感覚です。
で、それを、「反省することは反省しますがね」と言っていますが、何を反省してるんですか、一体。あなたの反省って一体何なんですか。口で言ってるだけじゃないですか。何を反省してるの。
蓮舫 すいません。本当に私の交友関係の中で自分の中でお付き合いする人たちが過去どういうお立場があったのか、そういうことを知らなかった、報道等で知ることについては軽率だと思って反省をしています。
西田 まああの、ついでに言っておきます。あんまりこの問題ばかりやっても意味ないんでね。このあのう、蓮舫大臣、これ覚えておられるでしょう?(と、雑誌『VOGUE』を示す。)VOGUEですね。ここに問題になりました蓮舫大臣が大臣になってからのですね、これ国会での写真、あるんですね。私はその時写真しか見てなかった。今回ここに記事が書いてあるんですよ。この記事見て初めて分かったんですよ。この記事の中に、要するにね、その今言っているNさんと一緒に御家族連れてねぶたを見に行っていますと。堂々と書いてるんですよ、ここに。(会場「ほお」「わあ」など発言多数。)ね。
私はそれで呆れたのは、こういう方とのお付き合いをね、ま、そこにはその名前出てませんよ。出てませんが、要するに、ふつう憚りますよ。(会場「あー、隠すだろうな」)それ、どういう神経なんですか。だから全然悪いとも何とも思ってないんでしょ? だからこれから反省するもクソも、反省する余地がないんですよ。ね。そうじゃないですか?(会場発言多数)
蓮舫 あの、そこの記事のみならず、伝統あるねぶたというお祭りに行って感じたことを率直に言うのは、これはまた別だと思うんですが、ただ、その方が、あの、今ご指摘したような過去があったというのは、これはやっぱりあの、お付き合いというのは控えさせていただきますし、反省をするという。それ以上のものではない。
西田 それで、蓮舫さんは反省すると言っておられるんですけどね、野田大臣。野田総理。あの、あなたの補佐官の手塚さんは、この方と今も非常に親しいお付き合いで、1000万近い献金をされてます。ご存知ですか?(会場の発言多数。「えぇ?」「証人喚問が必要だ」など)
野田 あの、ま、先ほどお話を聞いててですね、たとえば蓮舫さんが御家族も含めてねぶたに行ったということはまさに過去の履歴を知らなかったから、だろうというふうに思うんです。で、ま、手塚氏がどれぐらい献金をもらっているかについては、ちょっと私は知りません。
西田 だからね、少なくとも蓮舫大臣は今この場で、お付き合いを控える、やめると、こういう意味でしょ? ね、あなたの補佐官は、今現在お付き合いされてるんです。献金ももらっている事実がある。もしそうなら、それをやめろと言うのか、どうするんですかということを聞いているんです、あなたが任命者として。(着席しながら)何言ってるんですか。
(席から)あなた自身の問題なんだよ。
野田 あの、献金を今もらってるかどうかってこれは分かりません。過去にもらったかもしれませんけれども。あの、今お付き合いしてるかどうかってのは、これは分かりません。あの、確認しなければいけないと思いますが、基本的には本人が説明する問題だと思います。(会場騒然)
西田 ちょっと今、国民の皆さん、今ちょっと笑ってしまう話なんですね。だから、調べるんですか? 調べて、事実なら、あなたは任命責任者としてどうするんですか、ということを聞いてるんですよ。「本人が説明するべきことです」? 何言ってるんですか。あなたの任命者としての責任を問うている。ね。蓮舫大臣は自ら「お付き合いありません」としてるんですよ。で、それがじゃあ、やりすぎと言う意味ですか、野田総理。意味が分からない、あなたの答弁は。
野田 それぞれ政治家それぞれがお付き合いの仕方を判断すべきだと言うふうに思います。(会場「おいおいおい」「なに言ってるんだ」など騒然。)
西田 じゃああなたは、今言っているそういう方とお付き合いしてもいいんですね? (「認めるって言うことかよ」など発言多数)
野田 あの、基本的には大臣もその政務三役も、まあ私が基本的に任命をしていますけれども、それぞれに対する御批判とか、どういう形が何が起こったということは、御本人が説明をするものであるということであります。
西田 何を言ってるんだ。答えてない。いいのか悪いのか聞いてるんですよ。(会場「答えてない」「ちゃんと答えて」など)任命権者としての責任を問うてるんじゃないか。(会場「具体的話じゃないか」)あなた、何を他人事みたいに言ってるんですか。
野田 基本的には御本人が判断すべきものだというふうに思います。(会場「答えになってないじゃないか」「駄目だよ」)
西田 調べるのか調べないのか!
野田 本人が説明責任を果たせばいいと思いますので、私自身が調べると言うことはありません。(騒然。「おいおいおいおいおいおい」)
西田 あり得ないじゃないですか。何言ってるんですか。(会場「開き直り」)
西田 あなたは調べないと言ったんですよ。じゃあ蓮舫大臣に、「お付き合いしてもよろし」と言いなさいよ。(会場「そうだよ」など騒然)
野田 それは蓮舫大臣が御判断をすることであります。(会場騒然)
西田 まあねえ、あのう、今日のこの話は入り口の話ですからね、これ以上やめます。やめますが、国民の皆さん、見てください。これだけの問題あって、今、総理何とおっしゃったか。調べることもしない。そして、それは本人の判断。すごいねえ。(会場「へえ。」)あなたは、本当にね、モラルという文字があなたにはないということがよく分かりました。そして元々民主党にはないんです。
で、そこでね、私が今日ちょっと質問するのは、ええ、この問題です。これはですね、私が菅総理に申し上げた質問なんですが、要は、菅総理の平成19年度の草志会というですね、政治資金管理団体に対する…の、収支報告、これをですね、つぶさに調べていくと途中で赤字になると。野田総理、これあなたも財務大臣としてずっと聞いておられたと思いますよ。そして、この原資はですよ、民主党からの献金が行っていると。ね。で、その献金が元で、今度は、市民の会といういわゆる拉致問題と拉致問題を支援する、北朝鮮側の立場に立っている団体にお金が渡っているという、とんでもない問題なんですよ。
ね。で、これで、私がまず聞きたいのはですね、えー、この問題、ま、拉致問題担当大臣として、山岡大臣、あなたはね、この、こういうふうに菅総理から民主党に流れたお金が結果的にその拉致に関係する団体にですよ、行っているということにどういう認識を持っておられますか?(会場「ブルーバッジが恥ずかしくないの?」)
山岡 それはあの、菅総理、失礼しました、前…(続く)