2月2日 衆議院予算委員会 小野寺五典氏 4 中国への異例の口上書 |
動画:http://www.youtube.com/watch?v=1UR6ligIppg
玄葉 (承前)中国に対して国内の法令を超える対応はすべきではないということと、我が方大使館の移転の問題とこの中国の在日公館の建設問題は別の問題であると、バーターは駄目だよと、こういう話を指示をしていたということなんです。
で、もっと具体的に言うとあの、土地の話されましたけど、土地の話とかありません。あの、要請はありましたけど、こっちでもう、それはもう別だという話で断っていますので、あの、結局ですね、あの、他国から求められたこれ、行う内容ですけれども、さっき申し上げたようなことと、結局その在日中国公館の建設工事の請負に関する中国側の希望に関して国内法に、日本のですよ、国内法令に基づき、可能な範囲で、互恵の精神に立脚して協力していくんだと、そういう内容と、もうひとつはですね、えー、(会場の声に)いえそんなことないですよ。(会場笑)あの、そういう、そういう、あとはその、要員の査証ですね、それだけであって、土地の問題では全くありませんので、そこはちょっと誤解のないように。
つまりミスにつけ込もうとしたのかも知れないけど、そうはさせなかったというふうに申し上げた方が正しいと思います。(拍手)
小野寺 すいません、あの、実はこういう口上書を中国以外の国に出したことがないと聞いておりますし、今回中国に対してこういう口上書を出したことは初めてだと聞いております。
ということは、なぜこんな異例なことをわざわざ口上書で出すのか、委員長にお願いしたいのは、是非あの日本政府が出した口上書と、それから、中国側から要請はこれは文書で来たって言ってますので、その両方を提出いただけるよう、理事会の方で協議していただくようお願いしたいと思います。
委員長 理事会で協議致します。
小野寺 はい。以上で質問を終わります。
委員長 すいません、はい、玄葉外務大臣。
玄葉 なんか私ちょっと言い間違えた部分があったみたいで、先ほど中国側の要請に関して我が国として関連の国際法に従い、国内法令の範囲内で協力する、という他国に対するものと同じ立場を表明したというふうに、もう一回、あの、申し上げたいと思います。
委員長 これにて小野寺君の質疑は終了いたしました。