カフェスタトーク 8月4日 高村正彦議員 2回目 前半 |
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動画:http://www.youtube.com/watch?v=BPln803OdIw
(対談は2:00ぐらいから始まっています。その前は「しばらくお待ち下さい」画面です。)
ゲスト 高村正彦氏
聞き手 平井たくや氏
平井 皆さん、こんにちは。平井たくやです。先週の金曜日、この場所から高村衆議院議員と皆様方にお会いする事ができましてから、あれから早くも1週間経ちました。今日も高村議員をお招きしてカフェスタから生放送をお届けしたいと思います。今日のこの中継も、YouTube、ニコニコ動画、Ustream の三元ということになっています。どうぞ、しばらくの時間ですが、お楽しみいただければと思います。
高村先生、どうもこんにちは。
高村 どうもこんにちは。
平井 今日も早速目の前にゴーヤジュースを飲んでから始めるということに。
高村 これ、メロンジュースじゃないんですか。
平井 メロンじゃないんです。(高村氏のグラスに手を添えつつ)あ、これ、こぼれます、こぼれます。(飲む)
高村 (飲む)…ちょっと慣れるまで大変ね。(笑)
平井 いやあれ、高村先生、ご自宅でもこのゴーヤをお作りになってるって話、先週されてましたけれども。
高村 あのねえ、緑のカーテンていうことで、したんだけれども、この党本部の緑のカーテンほどはカーテンになってないですね。
平井 カーテンね。これ、党本部もこれ去年もやって今年2年目で、色々なノウハウもありましてですね、実は。(職員がカーテンを開ける。外は鬱蒼たる緑。)今映していただいています。すごいですよね。何かこう、ジャングルみたいになってるけど、これやっぱり毎年やらなきゃいけないなというふうに最近思い始めました。いいですよね、これ。緑のカーテン。
高村 いいですね。
平井 ものすごくいいと思います。
高村 うちはね、家内がね、小さいプランターに4本も欲張って植えちゃったんです。
平井 肥料が足りないんじゃないですかね。
高村 肥料が足りないの。それで、テレビでね、このくらいだったら2本が限度だって言ってたんでね、というふうに言ったんだけど、力関係があるのでやめないんですよ。
平井 なるほど、なるほど。いや、それとこれ、実はね、東京都内は蜂とかそういう虫が少ないんで、受粉しないんで、これ我々手作業でやってるんですよね。
高村 でもね、実はなってますよ。
平井 なってますか。
高村 食べてますから。
平井 そうですか、いやあそれは。我々もこの、ここに来てジュースを出さなきゃいけないんで、収穫してるんですが。
高村 これはジュースよりは食べたほうがおいしいですよね。
平井 これはやっぱり、ちょっと癖はありますね。実はこのジュースの中には、蜂蜜とりんごジュースを入れてます。それがないとちょっと飲めない…
高村 ですね。
平井 はい、健康のためにゴーヤジュースということですが、まずこの質問からスタートしたいと思うんですが。「高村先生は武道の達人と噂され、プロレスラーだった馳浩参議院議員と組み手をしても勝つという情報がネットで流れてますが、どんな技を使えばあの馳議員に勝てるんですか。平井先生相手に実演してください」実演は勘弁してもらいたいんですが、あの先生に勝てるっていうのは、すごいですね。
高村 そういうね、都合のいい情報っていうのはね、せっかく流れてるんだから否定するのもやだけど、嘘をつくのもね、ちょっと困るからね。いや昔ね、プロレスごっこをしたことがあるんですよ。
平井 なるほど。
高村 馳さんがわざとね、私が中学の時やった得意技のね、キーロックっていうのをわざとかけさせてくれたんですよ。
平井 ああ、なるほど、なるほど。
高村 で、簡単にはずれると思ったら、さすがにはずさなかったと。
平井 なるほど。
高村 それを馳さん自身がブログで書いたんで、そこからそんなような噂が流れたんじゃないですか。
平井 これはカフェスタで真実が明らかになりました。技はキーロックということらしいです。本当に、でも馳さんはね、本当はレスラーとしてはすごい強いんですよね。
高村 本当は強いですよ。
平井 最近国会の中の健康センターで裸の姿を見ましたけど、やっぱりね、只者じゃありませんよね。
高村 それは素人とは違いますよ。
平井 そうですよね、はい。あの、もう今週、金曜日になったんですが、今週一番大きなテーマは、何といっても民主党の子ども手当の断念と言いますか、撤回と言いますか、まあ政策転換ということなんですが、この点についてはどう思われますか?
高村 いや、当然のことなんですけれども、当然ではないことを言ってた人が当たり前になったっていうことは、とてもいいことですね。で、このことが最低限の公債特例法案を通す条件ですから。
平井 必要条件。十分条件ではない。
高村 十分条件とは言えないけれども、必要条件ですから、これが合意ができたということは大きく前進したと言えると思います。
平井 ただね、私これ、これだけ大きい、要するにひとつの政党の公約がひっくり返って、民主党の代表をされる菅総理の記者会見がないっちゅうのも不思議な気がするんですが、どうですか。
高村 最初から不思議な党でね。だってあの与謝野さんがね、マニフェストのことを、絵空事だって言ってたでしょ。
平井 そうそうそう。
高村 ね、ずっと言ってたでしょ。皆そういってたんですよ、言葉は違ってもね。
平井 なるほど。
高村 だから最初から政権の正統性がないんです。あ、これについては月曜日に…
平井 はい。高村先生は月曜日の要するに予算委員会、外交安全保障ということで、月曜日9時から、これはNHKのテレビでおやりになるということなんで、その点については月曜日、ビシッと。
高村 ええ、これ自身はね、外交安全保障と言えるかどうかわかりませんがね、それもやっぱり政権の正統性の問題は中心ですから、それは一応聞いておきたいと、こう思ってます。
平井 それはもうそうだと思います。それでやっぱりね、菅さんは野党だった時に、我々に説明責任という言葉を何度も何度も言って責め立てたんですけど、自分はもう全く説明しませんよね。
高村 あのね、菅さんはね、人の責任追及をすることで伸し上がって来た人でしょ。
平井 そうなんです。
高村 だから、人から責任を追及されることをものすごく嫌がるんですよね。恐れるんですよね。
平井 うん、うん。
高村 だから説明しない。そういうことがあると思いますね。
平井 そうなんですよね。はっきり言って、民主党というのは選挙互助会ではあっても、私は政党ではないなっていうふうに最近は思い始めました。
高村 あの、もしかしたら、民主党のことを選挙互助会と言い始めたのは私が始めかも知れない。
平井 あ、そうですか。
高村 いや、これはね、誰でも言いそうなことだからね、すいぶん言ってるけど、もっと先に言った人がいないとは言えないから、別に著作権を主張するつもりはないけど、もしかしたら私かもしれないと、こう思ってます。
平井 いやでもね、本当にそうでしたね。まあ要するにやっぱり綱領がないっていうところが、妙に互助会の強みでどうにでもできちゃうんですよね、あとで。
高村 そうですね。だから綱領を持って同じ考えの人この指止まれというんじゃなくて、選挙に有利になると思う人この指たかれと、こういう政党ですからね。
平井 そうですね。
高村 だから融通無碍ですね。
平井 まああの、これで来年から子ども手当を児童手当に戻りますが、やっぱり年収控除等々家計に対する支援ということだと、それはやっぱり考えていかなきゃいけませんね、これは。
高村 だから子供は家庭で育てる。
平井 そうです。
高村 その家庭で育てるだけの力のない人を、やっぱり社会が援助すると。助けると。
平井 そうですよね、うん。
高村 いきなり社会が出てってね、社会が助ける、だから子供は差別しちゃいけないから、鳩山さんのお孫さんももらえないと、これは差別だと、こういうことを堂々と言ってたんですからね。
平井 そうそう、そうなんですね。
高村 違うでしょうね、これは。
平井 で、それに対して鳩山さんが、要するに文句をつけてますよね、今、菅さん、執行部の、今回。要するに民主党の理念を忘れたんではないかという批判をしてますけど、何せ鳩山さんっていうのは、天から金が降って来るような感覚でおられる方なんで、財源のことなんか全く考えてなくて、色んなことをおっしゃるんで、かえって混乱しますよね。
高村 願望なんですよね。
平井 願望ですか。
高村 あのう、国会でね、総理大臣の時に、25回、命を守りたいって絶叫したでしょ?
平井 そう、そう、そう。
高村 だから、12歳の少女だったらね、命を守りたい、それだけで立派なもんですよ。
平井 (笑)そうですよね。
高村 だけど、どうやって守るのっていうのが政治家の仕事なんだけど…
平井 全くないんだよね。
高村 どうやってという政策手段と。守りたいと、鳩山さんっていい人ですからね、守りたいという鳩山さんの願望は疑いませんけどね、その手段が全くないんですよね。
平井 そうね、あと日本は日本人だけのものじゃないとか、色々我々から言うとわけのわからんことをサラッと言われるんで、ま、ちょっとね、不思議な方…
高村 あれ、どういう意味ですかね。宇宙人のものでもあると、こういうことかどうか知りませんけど。
平井 そうなんですよね。まああの、高村先生おっしゃる通りに、今回のこの子ども手当が児童手当に戻るというのは大きな政策転換だし、ま、そういう意味では我々にとってはよかったですね。
高村 当然当たり前になってきたと、近づいてきたと、こういうことですね。
平井 そうですね。まあ、あの、それと、ご質問の中にもあったんですが、今週はね、例の鬱陵島と竹島の問題がありましたよね。
高村 鬱陵島ね。
平井 鬱陵島。ウルルン島ではなくて、我々鬱陵島と言っておりますが、で、今回やっぱり韓国のメディアの反応とか、当局の反応というのも、ちょっと私たちが想定していたものよりも、ま、激しいというか。
高村 私は想定していた通りですね。
平井 あのぐらいやりますか。
高村 ええ、あのぐらいになるんですよ。だから、私たちは日本と韓国の友好関係も大切だし、それと同時に領土を守るということも大切だし、その両方をどう両立させていくかということでね、色々やってるんで。韓国の人たちが、自分たちの島だと、韓国の人たちはそう思ってるわけですよね。
平井 そうなんですよね。
高村 それは単に領土問題というよりも、歴史問題なんですよ。だから歴史と絡めてですね、韓国の人たちの感情っていうのは、ものすごいものであってね、で、この点について韓国の政治家にはほとんど言論の自由がないぐらいなんですよ。
平井 いやそれとね、議員の写真を燃やしたりするっていうのは、ちょっとなかなか、ないですね、日本では。
高村 日本ではほとんどないでしょうね。
平井 ないですね。この問題はやっぱり我々も毅然たる態度で臨まないと、結局かえって事態を混乱させてしまうのかなと思うんですが。
高村 領土に対しては毅然としてやると。日韓友好も大切であると。この両立させるんですが、まあ、我々は十分大人なんだけれども、韓国のほうはこの点については大人になり切れてないなあと、こういうふうに思いますね。
平井 いやあ、そうですね。一方でJXエナジーと韓国の企業の合弁が発表されたり、企業は国境を超えて、どんどん、どんどん提携もしてるということですから、それだけが全てということではなくて、トータルで考えていかなきゃいかんということだと思いますね。